2017年01月19日
日本のパチンコ店に並ぶパチンコスロットは「パチスロ」と呼ばれており、広く普及している。日本人の中でもギャンブル好きな人であれば、一度はプレイしたことがあるのではないだろうか。ここでは、ギャンブル好きな人にとって馴染み深いパチスロと比較しつつ、オンラインカジノのスロットの概要に迫っていく。
日本では公営競技を除く賭博は法律により禁止されている。ちなみに。パチンコそのものはギャンブルではなく、あくまでも"娯楽"として捉えられている。娯楽であるがゆえに、警察による取り締まり対象となることはない。一方、オンラインカジノでは、公式な賭博を運営するに当たり、第三者機関による厳しい監査を受けなければならない。顧客の掛け金に対する還元率をはじめ、「実際に賞金を当選者に支払ったかどうか?」などの情報を常に開示することが義務付けられている。以上の点を踏まえると、安全性や透明性の面では、日本のパチスロよりもオンラインカジノのほうがはるかに勝っているのだ。
オンラインカジノにおいて主流のスロットと言えば、ビデオスロットと呼ばれるマシーンだ。あくまでも回転ドラムの絵柄を揃えるタイプではない。ドラムが回転する映像が流れており、それを電子的に止めてプレイする。イベント発生時の映像についてもすべてビデオで表示されるようになっている。日本のパチスロでも、イベント発生時にはビデオ映像がマシーン上で流れるようだが、回転ドラム自体は別個に存在しており、厳密に言うとビデオスロットには及ばない。どちらも人気のキャラクターや映画をモチーフにした台が多く、顧客を飽きさせない工夫が凝らされている。
パチスロではいわゆる"目押し"などの技術をはじめ、台の選定のコツ、各機種による特性といった知識や経験がある程度なければ、勝つことはできない。それどころか、チャンスモードに入っていることにも気付かないまま、一攫千金の機会を逃してしまう可能性がある。つまり、同じ台でも誰がプレイするかによって結果が大きく左右されてしまうのだ。その点、オンラインカジノでは、公平性が保たれており、特別な技術や知識の有無に関係なく誰でも同じような結果を得ることができる。
オンラインカジノのスロットでは、100万円を超える賞金も珍しくない。なかには1000万円を超えるジャックポットを狙える機種も多数存在する。前述の通り、パチスロの場合には掛け金に対する還元率などは公表されておらず、賞金は極めて低いものと考えられている。