2017年01月19日
すべての賭け事、とくにオンラインカジノにつきまとうのは、勝率が操作されているのではないかという疑念です。
真実をお伝えしましょう。
勝率は操作されています。
オンラインカジノを合法化しているすべての国には、政府機関、あるいは政府直属の機関として、カジノの公平性を保つために監視を行う組合があります。彼らは国内で行われているすべての賭け事――オンラインカジノにとどまらず、宝くじや競馬、ビンゴ、スポーツブックなど――に対して、きびしい監視を行っています。その内容は、オッズに対して勝率が正統なものであるかどうか、ということです。
つまり、勝率は操作されているのです。ただし、プレイヤーにとって公平となるように、です。
たとえば英国では、ギャンブリング・コミッションという機関が、すべての賭け事を行う経営者に対して、ライセンスを発行しています。掛け率やプレイヤーにとっての利益が保たれるのはもちろんのこと、18歳未満のプレイヤーがいないかどうか、賭け事の対象が法律違反ではないかなど、さまざまな観点からきびしい審査を行っています。
賭け事が違法なものでないか監視すること
その地域や国の政府に対してギャンブルがもたらす影響と、その規則をアドバイスすること
ライセンスを公布し、そのライセンスの要件を満たさない業者に対して法的手段をとること
宝くじによって回収された利益が公共のために使われていることを確認すること
審査は透明性の高いプロセスを踏んで行われ、実際に行われている賭けの内容の審査などを行い、認可された事業者に対してのみライセンスを発行しています。こうして確保された安全性と勝率は、もちろん操作されることによって、だれにとっても公平なものとなっているのです。
たとえば英国におけるギャンブルの市場は126億ポンド、この市場で働いている人は108,000人という、とても巨大なものです。このような巨大な市場が、なんの第三者機関の監視もなく運営されるということは、ありえない話ですよね。もちろん、このレギュレーションはオンラインカジノについても同様に行われています。オンラインだからといって、法規の目をくぐりぬけて違法な営業ができるわけではないのです。
カジノが一大産業として発達している、とくにヨーロッパ諸国などのオンラインカジノは、このようなかたちで公平性が保たれています。勝率は操作されていますが、それはプレイヤーにとって公平なかたちで行われているのであって、事業者が不当な利益を取っているわけではないのです。